
四万温泉から続く道を辿ると、奥深い場所に奥四万湖が見えてきます。ここ奥四万湖の湖水は透き通ったコバルトブルーがとても綺麗で、 四季折々の青色を楽しむことが出来ます。四万温泉では、この奥四万湖の青さを「四万ブルー」と呼んでいます。 山の緑と湖の青のコントラストは人造湖でありながら天然湖のような様相を見せており四万温泉でも指折りの絶景のひとつとなっております。 また、下流の中之条ダムによって出来た四万湖も鮮やかなコバルトブルーの湖水で「四万ブルー」の語源の由来にもなっています。
鮮やかな青に見えるのはなぜ?
湖水は賛成が強く魚は居ないと考えられています。銅イオンや鉄イオン濃度は極めて低いため、湖水がコバルトブルーを呈するのは、 酸性水に溶出するこれらの金属による長波長光吸収の為ではなく、湖水に含まれるアロフェン(アルミニウムケイ酸塩粒子)のレイリー散乱に よるものではないかと考えられています。これは、裏磐梯の五色沼(瑠璃沼、青沼)と同様の呈色機構になると考えられています。


ドローン撮影した奥四万湖の風景
奥四万湖は、太陽の光の当たり具合で鮮やかな青や柔らかな水色、グリーンに近いトルコブルー、モスグリーンなど、様々な青色の風景を見ることが出来ます。
天気が良い春から夏は、真っ青な湖水色に染まり秋から冬はトルコブルーになりまるで宝石のような輝きを見せてくれます。
秋には紅葉とのコントラストが優美なまでに人々の心を魅了し、まさに「これぞ絶景!」と言うに相応しい風景を見ることが出来ます。
奥四万湖は湖畔周遊を頼むことが出来ます。
「四万ブルー」を楽しみながら散歩したりドライブするには最高のロケーションです。

絶景!奥四万湖周遊
「四万ブルー」の楽しみ方
奥四万湖は、4月から11月末までの期間は湖畔の周遊道路を利用する事が出来ます。
お散歩、サイクリング、ドライブなどをお楽しみいただけます。
奥四万湖の周りには「栂(つが)の広場」や「赤沢安らぎ広場」「稲包せせらぎ公園」などの公園があり、春にはツツジや桜などを楽しんで頂けます。

春の奥四万湖は桜やツツジなど色鮮やかな花の色が、一層四万ブルーの青さを引き立てます。
大自然の中にある湖畔には小鳥や天然記念物のニホンカモシカ、ニホンザルなどたくさんの動物を見ることが出来ます。
時には、キツネやクマなど出くわしてくない動物も見られますが、クマよけの大きな鐘がいたるところに取り付けてあり「カーン」「カーン」という音が山に響いています。

奥四万湖の夏は、太陽の光が湖水に差し込み、透き通った水の青さが幻想的になります。
清らかで透明度の高い湖水に青々とした新緑が反射し幻想的な風景を見ることが出来ます。
無風の日には鏡のような美しい景色を楽しむことが出来ます。







奥四万湖では、カヌーやキャニオリングなどのアクティビティも可能です!奥四万湖の四万ブルーを楽しみながら自然を満喫する事が出来ます。
天候によって湖水の色が変わる奥四万湖。
気温が上がる雨季から紅葉前の時期には、エメラルドグリーンに染まります。

冬には雪が降り湖面が凍ることで白い奥四万湖を見ることが出来ます。
周遊道路は12月には閉鎖されるため、ダムの堤防から奥四万湖を眺めることが出来ます。
雪解けが始めると、また鮮やかな四万ブルーを見ることができ、1年を通して奥四万湖の四万ブルーを楽しんで頂く事が出来ます。
奥四万湖
群馬県吾妻郡中之条町大字四万
・毎年12月~3月末までは閉鎖しております。
・徒歩60分~90分程度で周遊できます。
お車15分~20分程度で周遊できます。
※車の場合は一方通行ですのでお気を付けください。
豊島屋から徒歩40分~50分
豊島屋から自転車で10分~15分
豊島屋から車で5分